長崎の世界遺産「軍艦島」と呼ばれる端島は陸からも見える!オススメの場所
世界遺産や映画のロケ地などになって話題になっている軍艦島(端島)ですが気になるけど上陸ツアーなどに参加してまでは大げさすぎるかな?という方もおられるのではないでしょうか?
廃墟の詳細までは肉眼で見ることは出来ませんが全体像なら上陸しなくても陸地からも見えるスポットがあるのです!
軍艦島とは?
この写真は今回紹介しているスポットから一眼レフカメラの望遠レンズ着用で撮影したものです。望遠レンズを使えば陸からもこのくらいは見えます。使わなくても十分見えます!
長崎県長崎市にある島で正式名称は端島。
大きさは東西に約160m、周囲約1,200km、面積63,000平米。
外観が軍艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれています。
明治から昭和にかけて海底炭坑によって栄えましたが1974年に閉山すると住民が島を離れてしまい、今は無人島です。
今でも坑口などの生産施設後や拡張された海岸線を示す護岸の跡などが残っており住居などの建物も風化によって廃墟になっていますが残っています。
島内の一部を整備して見学通路や見学場所にし、2009年から軍艦島上陸ツアーが開始されました。
上陸するとなると足場が悪いので不安に思われる方にオススメなのが次に紹介する施設です。
冬には水仙が綺麗な「のもざき水仙の里」
長崎半島の先端にある野母崎(のもざき)総合運動公園には水仙の里という場所があります。そこでは12月〜2月にかけて約1千万本もの水仙が咲きます。
その海の先には軍艦島を肉眼で見ることが出来ます!
この写真はコンパクトカメラで撮影したものです。
年始に行ったのですが水仙がほんとうにたくさん綺麗に咲いていて香りもよくそれだけでも素敵な場所でした。
丘の上に登ると更に眺めもよく、軍艦島がよく見えました!
軍艦島は長崎半島から西に約4.5kmに位置しています。
私は観光タクシーで案内してもらいました。
軍艦資料館!
この公園内にある建物の2階には軍艦島資料館があり、資料館のウッドデッキに双眼鏡が設置されていますのでそれで軍艦島を近くに見ることも出来ます。
下の写真の右上にある白っぽい屋根の建物です。
この資料館では現在や過去の写真やパネルを約250点展示されていて他にも貴重な資料も見ることが出来ます。
私が行った日はあいにく休みだったので入れませんでした。
営業時間:午前9時〜午後5時
定休日:年末年始(12/29~1/3)を除き年中無休
入館料:無料
長崎駅から長崎バスで「運動公園前」下車すぐ。
(経由番号30番:樺島行き・脇岬行き・岬木場行きのいずれか)
乗車時間は約60分
この公園に行く途中海岸線を走っているとすでに軍艦島や高島も見えます。
おまけ
国道499号線沿いには「夫婦岩」と呼ばれる、海に寄り添って立つ2つの岩があります。海に向かって左が高さ11m周囲24mの男岩、右が高さ11m周囲26mの女岩です。4億8千年前のもの言われていて、九州では最も古いそうです。
その間に軍艦島を入れて撮影するというフォトスポットにもなっています。
折角なので肉眼で軍艦島を見たいという方は長崎半島から見るという方法もオススメです!また、上陸した方も資料館で昔の姿の写真などを見てみてはいかがでしょうか?
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
私もまた機会があれば行きたいです^^