チョコレートのパッケージってどうして赤色が多いの?バレンタインのラッピングは赤色が良い?
チョコレートのパッケージを想像してみてください。
何色が思い浮かぶでしょうか?
多くは赤色や茶色、味によっては白や黄緑という声もあるかもしれませんね。
茶色はチョコレートの色なのでわかりますが、どうして赤色なのでしょうか?調べてみると赤色の効果もいろいろわかったのでお話したいと思います♪
チョコレートパッケージの赤
赤いチョコレートパッケージといえばロッテのガーナかなと思います。
どうして赤色なのかをロッテのチョコレート企画室の方がお話されていました。
「当時のチョコレートのパッケージは、チョコレート色が定番だった。その中で、赤いパッケージを採用することによって、見た目からも商品の革新性を鮮明に打ち出す狙いがあった。また赤色は、熱帯のガーナを連想させると共に、ターゲット層である女性に向けて、華やかさとやさしさを感じさせる色でもある。さらに、幾多の苦難を乗り越えてミルクチョコレートを完成させた情熱の赤も表現されている」
ロッテ マーケティング統括部 チョコレート企画室の天野寛之主査のお言葉から引用
ロッテは1964年に赤いパッケージの「ガーナミルクチョコレート」を発売。
その後ガーナの元気さを伝えるためそれまでの赤色よりも鮮やかな赤色に
パッケージが変更されています。
チョコレートの赤!の定番を作ったのですね。
天野さんのお言葉にもあった当時のチョコレートを見てみると森永製菓や明治製菓の名前が出てきます。
この2つの会社の板チョコは今でも茶色いパッケージですね!
そういえば前に明治のロゴが変わって話題になっていましたね。
※明治製菓は赤色パッケージの時代もあったようです。
全部のミルクチョコレートが赤いパッケージだと目立たないので住み分けができている感じでしょうか。
板チョコは茶色ですが森永製菓のダースは赤色です。
赤色の効果
純粋にチョコレートだけのお菓子だけではなく、ポッキーなどチョコレートコーティングされたビスケットやアイスも赤色のパッケージが多いですね。
他にも、チョコレートに限らずいろいろなお菓子のパッケージに赤色が使われています。
赤色は暖色で膨張色、進出色という性質があります。
青色よりも大きく、手前に見えて、暖かく感じるということですね。
棚に並んでいて目につきやすく、手に取りやすいという利点があります。
イメージで言うと
危険、愛情、活気、情熱、命、恋、争い、燃える、積極的など
赤信号やハート、血液のイメージや情熱的、恋、積極的などの感情のイメージが思いつきますね。
効果としては
購買意欲、体温、食欲が高まる。や覚えやすい注目しやすいなど食べ物のパッケージに向いている色といえますね。
★今回のもう一つのテーマバレンタインに関してはどうでしょうか?
- アドレナリンを分泌させ興奮を促す。
- 時間を早く感じさせる。
- 緊張感を高める。
★ドキドキする気持ちが高まりますね! - 積極的などポジティブな気持ちになる。
- 勇気や活気が湧いてくる。
★告白しちゃう!?勇気が出れば思い切って気持ちを伝えられますね☆ - 華やかさ、情熱的、誘惑的に感じる
- 健康的に感じる
- 暖かく感じる
★もらった側も好感を持ってくれるかも♪
などなどバレンタインにはお菓子売り場や特設会場が赤く染まる理由が解りました。
あげる側ももらった側も、他の色よりもテンションが上がりそうですね!
皆さんも無意識に勝負の時や本命には赤いパッケージのチョコを選んでいるかもしれません。
友チョコには同じ暖色でもピンクやオレンジとかの方が合う気がしますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
渡す方も渡さない方もハッピーバレンタイン♪