五代友厚の大阪銅像マップや画像で紹介!ディーンフジオカのサインも!
NHKの朝ドラ「あさが来た」でディーンフジオカさんが演じられていた五代友厚さん、大阪に銅像があるのはご存じですか?なんと3体もあります!!
当時は大阪企業家ミュージアムでも特別展示「大阪の恩人・五代友厚」展を開催していたのでぐるっと巡ったレポートです。
3つとも徒歩圏内にありました。位置関係の地図です。
大阪商工会議所の銅像
ここには3人の銅像が並んでいます。
左から初代会頭:五代友厚、7代目会頭:土居通夫、10代目会頭:稲畑勝太郎
土居通夫さんは五代さんと同じ時代に生き、大阪財界最有力指導者として活躍された方です。五代さんの三女・芳子さんを養女にされたそうです。
稲畑勝太郎さんは、染料、染色業界の発展に尽力し、日本で初めてシネマトグラフ(世界初の撮影と映写の機能を持つ複合映写機)を輸入して映画興行を行った方です。
お二人共こんな一言では語れないほどすごいお方でした。
本町通りの方から行くと銅像に気づきにくいのですが入り口横にひっそりと並んでいます。ちょうどこの写真のように商工会議所を左手にして立つと左側後ろにあります。(写っていません)商工会議所を右手にして立つと見えます。
株式会社大阪取引所の銅像
株式会社大阪取引所の入口前にど〜ん!!っと立っていますので、すぐにわかります。思ったより大きくてびっくりしました!この銅像は日本芸術院会員の中村晋也さん作です。
スタンプラリーもやっていたOSEギャラリーでは大阪取引所の史料の展示や紹介、シミュレータで取引の体験ができたりします。
五代さん直筆の株式取引所設立趣意書などが展示されています。
こちらは撮影可。
光世証券の銅像
大阪取引所から道路をわたってすぐのところにある光世証券の入り口に置かれています。この銅像も証券取引所と同じく中村晋也さん作です。
この門を入ってすぐにあります。光世証券は建物の装飾も綺麗でした。
レトロな建物が多いので歩いていても楽しいですね。
「大阪の恩人・五代友厚」展
大阪企業家ミュージアムの常設展では五代友厚さんだけでなく大阪を舞台に活躍した起業家について紹介されています。
当時、今までになかったものに目をつけいち早く取り入れたり果敢に挑戦されたおかげで今の発展があるのだなと思いました。
特別展では「あさが来た」の主人公「あさ」のモデルになった「広岡浅子」さんについても写真や直筆のお手紙など少し展示されていました。
ドラマでは変更されている部分のお話なども教えて頂きとても興味深かったです!
五代さんが大阪で行った一番大きなことは株式会社という仕組みを取り入れた事だと教えていただきました。
今ではメジャーなビジネス形態ですが今まで自分たちの家や同族だけの資本で行っていた事を株式会社にすることで大きな会社に育てることが出来る。
ドラマの中で「びっくなかっぱ!」っと言っていたあれですね。
そして、商工会議所、大阪株式取引所などの設立。
それぞれ五代さんのお力だけではありませんが、大阪を盛り上げてくれた、まさに恩人ですね。
ディーンフジオカさんのサインやスタンプラリーも!
大阪産業創造館のB1にある大阪企業家ミュージアムでは2016年2月13日まで没後130年企画「大阪の恩人・五代友厚」展を開催していました。
また、2016年2月2日〜2月13日の期間中スタンプラリーが開催されていました。大阪企業家ミュージアムと株式会社大阪取引所の2箇所でスタンプを押すと五代さんのクリアファイルがもらえるというもの。スタンプもいい感じです♪
白い所に置いて撮影してしまったので見えにくいですが表は五代さんの写真や文字以外は透明で裏が白色でスタンプの柄がプリントされたクリアファイルです。
何か挟むと写真の部分だけ隠れる感じです。
大阪企業家ミュージアムには朝ドラで五代さんを演じたディーン・フジオカさんがNHKの取材の一環としてこの展示を見学に来られたそうです。
その時のお写真とサイン☆が受付横に飾られていました!ヽ(=´▽`=)ノ
編集後記
テレビの影響はすごいと大阪企業家ミュージアムのスタッフの方がお話されていました。
私も何度も大阪商工会議所に行ったことがありますが今まで特に気にしていませんでした(笑)朝ドラを見てこんな方が居たのか!っと知って興味を持ったという感じです。
銅像やお写真を見ているとキリッとしたお顔立ちだったのですね。ディーンフジオカさんは少しやさしい感じですが似ていると思いました!
また、お近くに行かれた際は銅像も見上げてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました!