2週間ジップロックで漬けるだけ!簡単梅干しの作り方
今回はジップロックで簡単にしかも期間も短めに漬けた梅干しの作り方の紹介です。
特殊な道具は不要なので身近にあるものだけで作れます。
無添加に興味があって、塩だけで漬けるという事に惹かれました!
梅干し漬け体験で梅農家の方に教えて頂きました。
梅干しの作り方
いろんな道具を用意しないといけないのでは?とか、すごく時間や手間がかかるのでは?と思っていましたがとても簡単にできました。
用意するもの
・梅:1kg
黄色味が強くなった梅を使うのがコツ。
青いものも2、3日置いたら黄色くなるので大丈夫です。
・粗塩:200g
・焼酎(35度のもの):少量でOK
この時期入り場で一緒に売られているホワイトリカーとかでも良い。
・ジップロック:1枚。
27cm×27cmくらいの大きさであれば十分。
・重し:1kg
水を入れた500mlのペットボトル2本とかで大丈夫。
・重しの下に敷く板のようなもの
ペットボトルなどを乗せられて重さが均等に行くように出来ればいいです。
1、梅の準備
水洗いをして水気をよく切ります。
黄色くなった梅を使うのでアク抜きは必要ありません。
爪楊枝などでヘタをポロっと取ります。
2、ジップロックに入れる
梅と塩が馴染みやすくするためと消毒のために霧吹きで焼酎をジップロックの中に吹き付けます。
霧吹きがなければ、ジップロックに焼酎を少し入れてジャバジャバと内側全体に行き渡らせてから余分な焼酎は捨てる方法でもいいかなと思います。
梅と塩を全てジップロックに入れます。
ジップロックを閉じて塩と梅がなじむように梅を転がしながら混ぜます。
3、寝かせる
全体的に塩が行き渡ったら梅を平坦に並べていきます。
空気を抜きながらジップロックをしっかりと閉めて寝かせます。
画像のように平たくしてこの上に重しを乗せます。
上から順にペットボトルなどの重石になるもの、均等に重さを伝えるために間に敷く板のようなもの、ジップロック梅という感じで重ねます。
100均とかで売っているA4サイズくらいのカゴを2つ使って重ねても良いかもしれませんね。下のカゴにジップロック梅を入れ、上にカゴを重ねて、そこに重しを入れる。重しが転がらないので良さそう。
このままだと下側だけが漬かりやすくなるので1日1〜2回袋ごとひっくり返して様子を見ながら約2週間置いておきます。
この2週間の間は冷蔵庫に入れず常温で置きます。直射日光が当たらない場所が良いです。
4、梅酢が出てくる
ジップロックに入れてから数日経つと梅酢と呼ばれる液体が出てきます。
気にせずそのまま続けていくと画像のように梅が漬かるくらいまで出てきます。
画像は一週間くらいが経ったくらい。
なるべくジップロックの中の空気を抜くと漬かりやすくなります。
5、干す
2週間くらい経てばあとは干すだけです。
3日ほど晴れが続きそうな日を選んで天日干ししてください。
干している間はたまに上下をひっくり返したりして満遍なく日に当ててください。
夜は部屋の中に入れて大丈夫です。
これで出来上がりです。
ザルの上に乗せるだけでも良いですが私は100円ショップなどで売っている野菜干しのネットを使いました。取り出しやすいように巻き寿司とかに使う巻きすを敷いています。
干しきれない場合
全て干すことが出来なければジップロックのまま梅酢に漬かった状態で冷蔵庫に入れておけば大丈夫です。
梅酢に漬かっていれば日持ちします。
私は残りを干すタイミングを逃してしまって半年以上ジップロックに入れたまま冷蔵庫に入ってますがまだまだ食べられます。(食べる分だけ取り出してます)
干さなくてもそのまま料理に使ったりもしています。
塩抜き
この工程だけで出来るのは塩分濃度18~20%ですのでかなりしょっぱいです。
このままだとしょっぱすぎて無理!という方は塩抜きをして塩分濃度を下げてください。
塩抜き後は冷蔵庫で保存してください。
水3Lに塩を小さじ1杯加えて混ぜます。
その中に梅干し1kgを入れて8時間くらい漬けてください。
そうすると塩分濃度は14%になります。長時間漬けすぎるとふやけてしまう場合があるので気をつけてください。
漬けている間はキッチンで梅の香りがして、なんだか嬉しかったです。
特別な道具が必要ないのでとても簡単にできたのでびっくりでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。