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綿花で糸紡ぎに挑戦。

ゆり(管理人)
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糸紡ぎに興味があるけど専用の道具が必要なのでは?難しいのでは?と思っていました。今回は身近で用意できる物でやってみました。100円ショップなどでも揃います。

書籍や作家さんの発信を参考に初めて糸紡ぎをした感想(体験談)です。本格的にしたい場合はやはり本場の方に習うのが良いと思いました。

今回クリスマス時期などお花屋さんで販売されている飾りやディスプレイ用の綿花が家にあったのでそれを使用。羊毛フェルト用の羊毛などでも出来ます♪

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「糸紡ぎのテクニックとデザイン: 紡ぎ方の基礎から応用、アートヤーン、道具や羊毛素材、準備まで」著:Kakara Woolworks 青島由佳

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様々な糸のバリエーションが掲載されていて読んでいて楽しかったです。

用意する物

  • 綿花など糸の元になる素材(今回はお花屋さんの切り花)
  • ペットブラシ2つ(ダイソーで買いました)
  • 細い棒(今回は編み棒ですが何でもOK)
  • スピンドル(自作です。後ほど作り方も記載)

かせくり機は短い糸の場合は、なくても大丈夫でした。ピンチハンガーと木製のお皿立て(棒がいっぱい立ってるもの)で作れそうかな?とか考えてました。

作業工程 1分にまとめた動画

作業工程

綿花から綿を取り出し、種とゴミを取り除く。

今回は手で地道に取りました。

綿をほぐす(カーディング)

ペットブラシを2つ使い片方につけてもう片方で梳かすようにします。
基本は優しく平行に動かす。あまりお互いのブラシを差し込まなくて良いようです。

やり過ぎたり、強くすると綿が痛むようで、私が最初にやったものには”だま”ができてしまいました。

画像の左側が強くやり過ぎて、だまが出来てしまったもの。
右側が優しくしたもの。

結構、埃が出ます。長期間飾ってたからというのもあるかも?

Q
ブラシの動かし方のコツ(動画あり) +を押すと表示

左手側はそのままに、
右手側の持ち手を上に傾けて(/)動かすと右手側のブラシに綿が移動する。
平行=に動かすと左手側に徐々に綿が移りますが右手側に残る場合は
右手側の持ち手を下に傾けて(\)動かすと左手側のブラシに綿が移動する。

左側に均等に馴染んだら外します。私は右側のブラシの頭側で掬い上げるようにして浮かして外しました。

まとめる(しの・じんぎ・よりこ等と呼ばれる)

STEP2のブラシから外した塊を均等に並べて棒で巻き、まとめます。
画像の上側のものはちょっと量が多いかもしれません。これの半分くらいで良さそうです。細いちくわくらいかな。(※穴は空いてなくて大丈夫)

紡ぐ。手作りスピンドル使用

今回は手作りスピンドルで紡ぎます。STEP3でまとめたものを一つ使い先を指で撚りをかけながら綿を引き出して伸ばしていきます。

30cmくらい糸状になったら、糸状になった部分をスピンドルに巻いて、フックに引っ掛けて撚りをかけ糸にしていきます。

塊から均等に綿を出したり撚りをかけるのが初めてでは難しかったです。塊を握らない軽く掴んだ状態でたまに力を入れる感じのようですがギュッとしちゃうし引っ張りすぎると千切れてしまう。たくさん練習したり出来る方に習う方がいいなと感じました。

Q
スピンドルの作り方 +を押すと表示

棒は編み針のかぎ針、重りは丸いコルクを2枚、私は上下にフックが欲しかったので片方にはヒートンをつけましたがどちらか一方で大丈夫です。下記に記載しますがどっちにフックがあるかで使い方が若干異なります。

作り方は簡単で丸いコルク2枚をボンドでくっつけて中央に穴を開け、棒(かぎ針)を通すだけ。ボンドで固定しましたがしなくても良いかもです。

鉛筆くらいの太さの棒と丸い円盤状のものがあれば簡易的に作れます。
穴を開ける時などは怪我にご注意ください。私もわかっていたのに手に刺したりした😅

手持ちのコルクを使いましたが今回(綿の場合)はちょっと大きくてやりづらさを感じました。羊毛など太い糸を作る時は良いかも。
コルクサイズ9.5cm

元はかぎ針だったのですが穴に通す時グイグイやったらカギの部分が折れちゃったので削った。反対側にはヒートンを付けてみた。

※ヒートンを刺す時、かぎ針の軸がめっちゃ硬くて怪我しそうだったので穴開けるのはほどほどにしてグルーガンで着けた。

Q
スピンドルについて +を押すと表示

今回はドロップスピンドルのトップウォールスピンドルの方法を使用しました。
簡単に言うと棒に重りが付いたもの。

スピンドルも色々な種類があり、ドロップスピンドルの中にも棒のどちら側にフックがついてるか(付いていない物もある)によって大きく2つに分かれます。

ドロップスピンドル

トップウォールスピンドル(今回)
おもりに近い方にフックがある。今回はこちらを使い手で回しています。
はずみをつけて回転させて使用することもある。ボトムより回転が速い。

ボトムウォールスピンドル
おもりから遠い方にフックがある。(フックが無いものもある)指でコマをまわすように回転させて使用。

出来た糸をかせにする。

今回は出来た糸が短かったので指に八の字(∞)のように巻いて作りました。
指から外すとくるくるとねじれます。

私は指に巻きましたが木製のお皿立て(棒がいっぱい立っているもの)を大きめの洗濯バサミで机に固定してその棒に八の字に巻いても良いと思います。

撚り止めをする。

40度くらいのお湯につけます。全体に浸透したら水を切ります。
吊るして干しす。下側にも重しをつけて伸ばす感じで乾かします。

お湯につける際、糸が浮くので上からカゴを乗せています。

素材によって性質が違うのですが綿の場合は乾く時に撚りが固定?されるようです。なので濡れたまま伸ばす感じで干すのが良いと調べている時に見たのでそのようにしました。

Q
サラダスピナーで脱水 +を押すと表示

私が使用しているのは3COINS(スリーコインズ)のサラダスピナーです。
今回は脱水は不要なのですが試しに回してみましたので動画をご覧ください。

少しなので動画では目に見えて水分が切れてる感じはしませんが若干水分は飛んでいます。

私は小さな生地の水通しで洗濯機を使うまではちょっとな〜って時に良いかもと買ってみました。小さいのであまり大きな生地やたくさんの量は出来ません。
やはり、洗濯機の脱水より水分が残ります。

小物だったらタオルなどに挟んで水気を切る方が早いかもしれません。
何かの参考になれば。

サラダスピナーの詳細はこちら
布小物の脱水にサラダスピナーを使ってみた。
布小物の脱水にサラダスピナーを使ってみた。

糸巻き。完成

STEP6の状態だと使いづらいので糸巻きにしました。

Q
ダイソーのポンポンメーカーを使用 +を押すと表示

短いので手動でも良いのですがせっかくなのでダイソーの「くるくる回して作れるボンボン&タッセルメーカー」を使ってみました。

本来は画像のクリーム色の部分に糸をそのまま巻いてポンポンやタッセルを作るものなのでそのまま巻くと糸が取りづらいです。

棒を外すとクリーム色のパーツを縮めることが出来るので取れなくもないですが、外して代わりに紙を折ったものを貼り付けました。

回す持ち手の部分が外れます。ちょっと硬いのでご注意ください。後から知りましたが棒を固定してハンドルを90度回すと外しやすいです。

もう少しだけ詳しくはこちらの記事で
手動糸巻き機の代用にダイソーのポンポンメーカーを使ってみた。
手動糸巻き機の代用にダイソーのポンポンメーカーを使ってみた。

以上です。身近なものでお試ししてから本格的な道具を揃えても良いと思います。
ご覧いただきありがとうございました。

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布小物の脱水にサラダスピナーを使ってみた。
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