生成AI

AIとの競争ではなく協力へ:漠然とした不安や焦りをどう乗り越えるか

ゆり(管理人)

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AIの発展で人間の仕事がなくなるのではないか?人間が頭を使わなくなるのではないか?など懸念されることがあります。

私はデザイナーなのでイラスト生成AIやデザインソフトのAIの進化にはちょっと心がギュッとなり焦りを感じました。

自分が仕事にしている分野から見ると奪われる、置いていかれる感覚を強く感じるかもしれません。

私自身、適正なクオリティで仕事が早いのが売りだったのでドンピシャでAIはそれができる。

自分のオリジナリティに自信がないので売りが無くなったらどうしたらいいのかと天を見上げました😓

競争ではなく、掛け合わせ。

AIを先に楽しんでいる方から、AIの得意分野ではAIが人間より優位になる事が予測されるけど、そもそも競争ではなくて、自分とAIとの掛け合わせだと教えてもらいました。

ふと、それは対AIだけではなく人との関わりでも一緒かもしれないと思ったのです。自分より高いクオリティで仕事が出来る人なんて山ほどいるし、誰かと比べたらキリがないけど焦る気持ちが出る時もある。

AI自体が何かを奪いに来るのではなく、ツールとして使っているのが人間。AIというよりその先の人に対しての、焦りや嫉妬のような感情だと思いました。

今まで絵を描かなかった人もアイディア次第や使い方次第で自分の競合となる可能性がある。自分は不要になってしまうと。

ですが「競争ではない」

誰かに勝つことや奪い奪われが目的になったら、果たしてそれは幸せなのだろうか?と。
私はそちらに意識を向けるのではなく、役に立ったり自分も楽しめたりする方が良いなと思ったのです。

そうすると例えライバルとして切磋琢磨する関係だとしても敵ではなく協力者という見方になり、自分の向かいたい方向の行動に集中できそうな気がします。

AIのサポートを得て、手を動かしているうちに今は不思議と奪われる不安がなくなりました。不安は行動できていない時に強く感じるのかもしれません。

不安な気持ちで使うよりも「こうだったら良いのにな〜♪」といった「向いたい先」を想いながら接してみる。自分の脳もそれを見つけるように働いてくれるのでオススメです😊向かいたい先は具体的でなくても構いません。

今まで自分の限界を勝手に設定していた。

今までとは、やり方が変わっていくけれど何かしらの仕事はまた新しく生まれるし、人間自身の価値は無くならない。

今まで自分がしてきた事だけではなく、新しく何かをする事ができる。限界を決めていたのは自分でした。

自分ができない部分はAIなどのサポートが得られる。

AIが生成したものを使える形にするにはまだ人間の行動が必要です。同じサービスを使っていても人の要望は様々なので、その人の個性が反映されたりします。

AIが学習しているものは既に世にあるもの、過去のデータなので全く新しいものは人間が生み出すのかもしれません。

AIを使うと考えなくなる?

AIを使うと勉強にならないのでは?脳が衰退するのでは?との懸念について。

たしかに、計算ドリルですぐ答えを見てしまったら身にならないように、AIに聞いてしまったら人間は考えなくなるのでは?と心配になるかもしれません。

中には、どうしても向いてない事もあると思います。暗算が苦手なので電卓を使うように自分1人じゃどうにもならない事、不得意な分野は、そこに時間や労力をかけずとも頼る先のひとつとしてAIがあってもいいのでは?とも思います。

AIが学習している情報は正しいものもあれば間違いも含まれている。それの判断が出来るくらいの能力は人間にも必要かもしれない。

使い方の工夫次第では人間のトレーニングにもなる。

  • 質問した結果を元に行動に移す。
  • AIの情報は正しいのか深掘りしていく。
  • 聞く前に考えて自分なりの答えを出してから質問する。
  • AIの提案を自分はどう思うか考える。
  • 計算の答えではなく解き方をマスターするために解説してもらう。
  • 質問することによって自分の問いを言語化する練習にもなる。

など、質問して終わらせず次に繋げることで更に学びになっていきます。

敢えて思考の訓練を一緒にしてもらう。

Q
ブレインストーミングの相手として使う

自分の考えを広げたいときや新しいアイデアが欲しいとき。

「このテーマで新しい視点を教えて」「こんな問題をどう解決する?」と聞くと、思いもよらないアイデアを提案してくれることがあります。

Q
AIから「問いかけ」をしてもらう

自分が考えているアイデアに対して「さらに深く掘り下げるにはどんな質問ができる?」と聞くと、思考を発展させるための問いを提供してくれます。自分では気づかない角度の質問が得られます。

Q
反対意見を聞く

ChatGPTに自分の意見やアイデアを伝えて、その意見に対して反論や批評を求めることで、異なる視点からの指摘や質問を得られる。

私は反対意見も知りたいなと思うので攻撃的ではなく淡々と反論意見が聞けるのはありがたいなと思います。

Q
自己対話の手伝いをしてもらう

自分の内面的な葛藤や疑問について質問し、それに対して考えることで、自己理解を深めることができます。

生成AIを使う時に自分の要望に気づいたり言語化することによって自然と自分に向き合うことにもなりますが、能動的に自分の想いを書き出して客観的な応答を読むことで整理されていくと思います。

AIは感情的にならず否定もせず応答してくれるのもフラットに捉えられて嬉しいポイントです。

完全に答えは出なくても構わないと思っています。新しい視点をえたり、考え方を変えてみたり、考える事をやめてみたり、堂々巡りから抜け出せればいい。

Q
アイデアや仮説の検証

新しいアイデアや仮説が浮かんだ時に、それをChatGPTにぶつけて「これはどう思う?」「これを実現するには何が必要か?」と質問することで、実現可能性やアイデアの弱点を探ることができます。

コミュニケーションの練習

テキスト生成AIは会話形式なので自分の意思の言語化の練習にもなるし、相手がどう解釈したのか、答えやすい質問の仕方などを考える機会にもなります。

私は人相手にもよくやる事なのですが、相手が使う言葉のパターンを読み取って、相手と同じ言葉の使い方をすると質問や説明が伝わりやすい気がしています。

人とコミュニケーションする時にも役立つなと思っています。

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