心身ケア

ライブを観に行きたい!喉が詰まって息苦しくなるけど行けた方法

ゆり(管理人)
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ふわの体験談です。ライブやコンサートに行くのが好きですが息苦しくなったり、喉に違和感が出るようになってから人が多く集まる場所が苦手になってしまいました。

でもライブには行きたい。そして不安ながらも挑戦し、結果無事にライブを楽しむことが出来ました!実践した対策や心構えなどを書いておきます。

これは今までの経験から試したことなので個人的な体感や気の持ちようのような部分もありますが参考になれば嬉しいです。

映画館で動悸、息苦しさを感じたのがきっかけ

最初に動悸や息苦しさを感じたのは映画館で映画を観ている時でした。それまでも映画館で映画を観たことはあり、とても馴染みのある場所でした。一緒にいたのも仲の良い友達で、普段と何も変わらない状況でした。疲れとか何かのタイミングが重なりその時は苦しくなってしまったのかもしれません。

激しく動いていないのに急な動悸や息苦しくなるのが初めてだったのでとても焦りました。友達にも迷惑や心配をかけたくなく、どうしようかと思いながら深呼吸しながらなんとかそのまま座っていたらとりあえず治まりました。

検査では異常がなかった

それからは電車でも混んでくると苦しくなったり、家でも喉を押されているような感覚や喉の中に何か詰まっているような感覚になることもありました。喉のことなので耳鼻咽喉科で見てもらいましたが異常なし。

たまにドキッと脈がずれたりする不整脈はあったので心臓が悪いのかと心配になり内科に行き、貧血などの検査もしてもらいましたが全て異常なし。生理などホルモンバランスや精神的なところから来てるかもしれないと先生に言われました。

特に身体の病気ではないという安心と、それから色々な知識を得て、家にいる時はだいぶましになっていました。生理前後は苦しくなることが多いので貧血やホルモンや体調も影響しているのかなと思いました。

出かける時は「またなったらどうしよう」と不安になりました。この予期不安と呼ばれるものが厄介です。

不安から行動しなくなると余計に不安の記憶が残ってしまって何もできなくなったり避けてしまう。怖くても行動をして「大丈夫だった」「不安だけど行動はした」ということを増やしていくということが大事なのだそうです。

ライブの日までの間

いつもライブに行く前は嬉しさもありますが何故かとても緊張していました。今までの緊張は嫌な感じではなかったと思います。ライブが近づくと眠れなかったりトイレが近くなったりという感じでした。

今までは絶対にグッズを買うとか、曲を覚えていったりとかすごく気合を入れてしまっていたので、今回はライブを楽しめたら成功という風に気負わずに行くことにしました。グッズも「買えればいいや」くらいの感じです。

曲は好きなので聴いていましたがライブのことは近づくまで横においていました。日付が近づいてから一緒に行く人と待ち合わせなどの予定を決めたりしました。

当日の予定を決める時

いつもはグッズを買いたい一心で物販が開く時間に会場に着くようにしていました。今回は友人もそこまで頑張らないということだったので公演の開場数時間前に会場の様子を見に行ってゆっくりお茶しようと言う感じになりました。

一緒に行く人に症状のことを言うか迷いましたが体調を見て不安だったら言うことにしました。結果、最後まで言わずに過ごしました。

知ってもらった方が安心ということもあるかと思います。私は心配をかけるのが苦手なので「ライブを楽しみたいのでそれまではゆっくりペースで行きたい」という感じで伝えました。

事前準備

前日はちゃんと寝る

寝不足の時に起こることが多い気がしました。寝ることで体調が良くなることもあると思います。

どうしてもワクワクしたりドキドキして寝付けないと思いますが「寝なきゃ」と考えると余計眠れなくなるので、ぼーっと天井を見つめてみたり、ライブの楽しいことを考えながらごろごろしていたら良いと思います。

ライブの時間にもよりますが朝起きるのをゆっくり目にするという手もあります。眠れず深夜や朝方に寝てしまっても朝がゆっくりなら大丈夫でしょう。

軽く何か食べる

当日、緊張や不安があると食べられなくなる事も多いでしょう。昔から少食で食べることに対しての不安もあります。無理して食べる必要はありませんが空腹も良くないので少し何かつまむと良いと思います。

時間があったので朝はいつもどおり食べて、お昼はウィダーinゼリーにしました。偶然かもしれませんがウィダーinゼリーのマルチビタミンを飲んだ時はしんどくなりにくかったので食べられない時はこれを飲むのが習慣です。個人的にグレープフルーツがいいのかなと思っています。

その後もお茶した所でスープとかちょっとしたお菓子とかを食べました。

自分が持っていて安心するものを持っていく

タオルやビニール袋などを持っていくようにしています。いつも飲んでいる薬なども飲まなくても持っているだけで安心します。私の場合は頭痛薬や胃薬、乗り物酔い止めです。

当日の服装

ライブなので動きやすい格好になると思いますがあまり締め付けが強いものは控えるようにしました。冷えるのも良くないので脱いだり着たり調節できるような服装にしました。また、今までは短めのネックレスが好きだったのですが喉を意識してしまうので最近は控えています。

耳栓

今回は迷って用意しなかったのですがライブ用の耳栓というものがあり大きな音で不安になってしまう場合は用意してもいいかもしれません。
ライブハウスなど会場が狭かったり、スピーカーの近くだと耳を守るためにもあると便利です。楽器屋さんにも売っています。

耳栓を用意できなかったという時には、ティッシュをちぎったものを小さく丸めて耳に入れるのもオススメ。映画館でドキドキした時にやってみましたが少し音量が抑えられて落ち着きました。目立ちませんし音質とかも大きく変わらないと思います。

会場までの電車

行くまでの電車が辛い時もあります。混んで降りたい駅で出られなかったらどうしようといった不安で苦しくなった時があったのでその時は「降りれなくても大丈夫」「しんどくなったら降りればいい」「遅刻しても大丈夫」という気持ちで乗っています。

時間を早めに行動することで余裕が生まれますし場所によっては混む時間を避けることも出来ます。個人的にですがマスクをしていたら落ち着きます。他にはタオルを持っていたり、イヤフォンで好きな音楽を聞いたりしていると気が紛れます。

体の症状よりかは触っている感触とかに意識を向けると良いかもしれません。

ライブ会場で

トイレの場所とかを確認しておくと安心かもしれません。もし指定席を選べるなら席の列から出入りしやすい端の席とかだとさらに安心です。

来れたことの安心や、会場の雰囲気で不安は吹っ飛ぶかもしれませんね。席について始まる前とか暗くなったら急に不安になる場合は、考える間を与えないように始まる直前に席に着くという手もあります。自分の心が楽な方法で過ごしてください。電気が消える前に目をつむっておくのもいいかもしれませんね。

「緊張する〜」と声に出して言ってみても良いかも。我慢はしなくて良いですよ。

どうしても頭の片隅に不安が残ってしまって、会場に入る前や始まってからも、ちょいちょい苦しくなりかけたのですが下記の方法でなんとか乗り切りました。完全に苦しくなることはなく、皆と手を上げたり、歌ったりはしゃいでも大丈夫でした!

激しく動くと運動のせいでドキドキして動悸と勘違いしてしまうかもしれませんが「動いたからドキドキしてるだけ」と思えば納得できるかと思います。

不安なときの対処法

苦しくない時に「大丈夫、苦しくない」と苦しくないことを感じておく。

「息できてる」と思うことで安心します。何かあったら怖いことの方の印象が残りますが、普通の状態でいることができていると覚えておくのも後々良いかなと思います。

苦しい時がピーク。それ以上悪くなることはない。

苦しくなってしまっても「今が不安のピークでこれから落ち着いてくる」と思うと自然と落ち着いてきます。不安になっても苦しくなってもいいと受け入れることが近道です。

あえて息を止めてみる。

ふと不安になってヤバイなと思ったら、息をちょっと5~10秒程度、止めてからゆっくり呼吸をしてみる。無意識に呼吸が早くなってしまっているようです。深くというよりもゆっくりを意識して苦しくなりそうと思ったら息を止めるという感じでやってみました。

自律神経の乱れで苦しく感じてつい呼吸をし過ぎて苦しくなるというループになってしまうこともあるのでゆっくりを意識してみる。大丈夫、呼吸はできている。

ツバを飲むのをちょっと我慢してみる。

喉に違和感があるとツバを飲んだりして、飲み込みにくいと意識してしまって余計に喉に気が行ってしまうのでちょっと我慢してみると意外に気にならなくなりました。

音楽やアーティストの方に集中する

自分の体ではなく他のことに意識を向けてみる。掛け声とかしてもいいなら声を出してみる。自分が見られている側ではなく見る側なのだと思うのも良いです。

あまり光は見ないようにする。

全部見たい気持ちは解りますが、チカチカする演出などはたまに目をつぶったりして眩しい時は見るのを控えたほうがいいかもしれません。

飲み物をちょっと飲んでみる。

出来れば冷たくないものをゆっくり飲んでみる。私はペットボトルのジャスミンティーを飲んでました。

遠慮なく座る、退席する。

ずっと立ったまま見るライブでは途中で座ると他のファンにどう思われるか気になるかもしれませんが、気にせず座ってください。アリーナで席がない場合は見えづらいですがなるべくブロックのうしろでスペースが広めの所に居るのが安心です。

同じく、つらいときはトイレや通路など人が少ない所に遠慮なく行ってください。

同行者の方に「途中で座ったり、席を外しても気にしないでね」と伝えておいても良いかもしれません。

まとめ

同行者が居る時は自分がこうしたいということを我慢せず伝えるようにして、お互いが強制ではなくそれぞれのペースで観覧できると良いですね。1人の時は自分のペースで他のファンの目を気にし過ぎず。

無理をせずアーティストをひと目でも見れたらいいくらいの気持ちで行くと気が楽です。

途中で退席してしまっても落ち込まないように!行けただけでもすごいです。行動全てに勇気が要りますよね。やっぱり心配だから止めとこうかなと思っちゃいますが楽しいこと、好きな事まで我慢する必要はありません。好きだから乗り越えられることもありますし。

無事に行けると自信にもなります。勇気を出して行ってみてくださいね。皆が見ているのはアーティストさんなので自分の行動は気にされませんし、別に何か言われてもいいやというくらいの気持ちで過ごしてみてください。

行こうと決めただけでもすごいです!

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