心身ケア

お風呂に入ると疲れたりしんどくなるけど湯船に浸かるほうが良い?

ゆり(管理人)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 記事内容は筆者の体験をもとにしております。

シャワーだけでなく湯船に浸かった方が良いことがあると言われることが多いですよね。

たしかにザブンっとお湯に浸かったら気持ちいいのですが逆に疲れるような気がするとか苦しい、気持ち悪い、すぐにのぼせてしまう、ドキドキ、動悸、めまいなどしんどくなってしまうこともあります。

どうしてそうなるのか、シャワーだけじゃダメなのか調べてみました。

お風呂に入ると疲れが取れるor疲れる?

「お風呂に入ったら疲れが取れるから入りなさい」とよく言われましたが個人的な感想では “逆に疲れるんだけどな〜” って思っていました。

先に結論を言うと「疲れます

水圧や温度の影響で心臓に負担がかかります。熱いお湯に肩まで浸かるとすごい負担です。カラスの行水みたいにザブンと入ってさっと出るなら大丈夫かもしれませんが…

42度以上の熱いお湯に入ると自律神経の交感神経が優位になり、運動をしたような感じになります。

実はこの場合は血管が収縮してしまっているので、体の表面は熱く温まっている気がしますが体の芯までは温まっていません。

体の芯まで温まるには、ぬるめのお湯にゆっくり入るのがよいとされています。水圧の負担を和らげるために、おへその上くらいの水量で入る半身浴などもよく聞きます。15分と入っていたら段々と汗が出てきてポカポカします。

熱いお湯でもぬるめのお湯でもそれぞれ、毛穴が開いて汗をかくことによって余分なものが出ていく感じがスッキリしたとか、洗ってサッパリしたとか気分はよくなるのですが疲労の面ではやはり疲れているようです。

いつもは大丈夫でも入る前から疲れていたり、体調がすぐれない時は長く入らないほうがよいです。

他の人より疲れを感じたり、毎回のぼせる。

しばらく半身浴をしていましたが、ポカポカすると同時にドキドキするようになって体を洗ってお風呂を出る頃には気持ち悪かったり、のぼせた状態になることがよくありました。

お風呂に入ってのぼせるという時は熱中症のような感じになっていることが多いようです。体温が上がって頭に上る血液が増えたり、脱水状態になることで気持ちが悪くなったり、頭がくらくらしたりなど不快感に襲われます。

貧血、自律神経が乱れやすいなど体質や病気などでのぼせやすい事があるようです。

個人的な感想ですが最後、お風呂から出る時に手に水をかけるとのぼせづらい気がしています。

思い返すと疲れたり具合が悪くなるときは無理をしていたり、長く入っていたり、水位が高かったかもしれません。また、長く入っているのに途中でお水も飲んでいませんでした。長く入る時はお水を飲みながらのほうが安心ですね。

気をつけること!

湯船に入ったほうが温まったり、汚れが取れやすかったりと良いことがあるので入りたいという方も居るでしょう。付き合いで温泉に行くという場合もあるでしょう。そういう時は下記に注意してください。

入る前、入った後は水を1杯飲む。

1杯以上飲んでもよいですが(笑)やはりお水がよいでしょう。長く入るなら入りながらでもお水を飲んでください。

水位を心臓より高くしない。

肩まで浸かりたい人は、浸かる位置をおへそくらい→心臓の下→肩までとゆっくり変えながら入ってください。

お湯の量を徐々に増やしたり、台を入れて高さを調整したりする感じです。肩まではあまり長く浸からないようにする。

温泉などはたいてい段差がありますよね。フチに腰掛けて足だけ浸かって、上る前に少しだけ全身浸かるなどでもよさそうです。

ドキドキしてきたら湯船から出る。

15分でも長い場合があるかもしれません。自分の体調を見ながら入ってください。

急に立ち上がったりしない。

湯船に入る前に手足をかけ湯などで温めてから入る。

といった感じで、まだいけるなどと思わず、無理せずにほどほどで上がってください。入っている時は大丈夫でも出る時に「あ、やばい」って思うことがあります。

一番は無理をしない!

温泉などは特にお酒を飲んだりすることも多いと思います。飲んだり食べてすぐは控えたほうがいいです。

のぼせた時は

私もシャワーだけでものぼせる時があります。急に立ったり動いたりしたらクラっとしてしまうので急な動きはせずにゆっくり湯船から出る。

移動できなさそうならまず、しゃがんだりお風呂の椅子に座ったりする。動けたら涼しい場所で座るか横になる。動けずにお風呂の中なら扉を開けて涼しい空気を入れる。

急に身体に水をかけたりするのは危ないです。足元を冷やしたり、タオルなどを冷やして頭や首を冷やすような感じで。

逆に体全体が冷えるのは良くないので拭けそうなら体を拭いたり、無理そうならバスタオルをかけておくだけでもよいでしょう。

お水を少しずつ飲む。常温くらいが理想です。

落ち着いたら服を着たりして体を冷やさないでくださいね。

頭痛持ちだったら頭がガンガンしているかもしれません。氷枕をして寝るとだいぶ楽です。

シャワーだけじゃダメなの?

しんどいし、別に湯船に入らなくてもいいわ。と思うかもしれません。シャワーだけじゃダメなのでしょうか?

体に負担をかけてまで入る必要はないと思います。シャワー派のあなたは、シャワーを有効に活用してみてはいかがでしょうか。

シャワーでツボを刺激する。

緊張したときなどは特に肩あたりに力が入っていたりします。強めのシャワーで首の後、肩、背中を流すと気持ちいいです。強めと言っても痛くなく、気持ちいいと感じるくらいの水量です。マッサージする感じ。

他にもお尻と腰の間や、おへその下のお腹を同じように強めのシャワーで流すとツボが刺激されたり、お腹があたたまります。

手湯、足湯

体を洗う時はシャワーで良いのですが、湯船に入らない人は冷えていたり血行が悪い状態だったりすることが多そうです。

体調などで湯船に入れないときでもオススメなのが手湯や足湯です!服を着たままできます。全身入らずとも、部分的につけるだけでもポカポカして気持ちいいですよ。

洗面器などで足湯をしながらのシャワーも良いようです。

やり方

オケやバケツなどに40度くらいのお湯を入れます。少し熱いと感じるくらいでしょうか。

手湯の場合は手首まで浸けてください。できれば肘まで浸けたほうが良いです。

足湯の場合は足首辺りまで浸けてください。深いバケツならふくらはぎまで浸けても良いかも。

10分間くらい浸かります。途中でぬるくなってきたらお湯を足してください。

お湯に塩をひとつまみ入れるとよりポカポカします。好きな香りのアロマオイルを2,3滴垂らすのもありです。

まとめ

周りから言われるように湯船に入らないといけないのだと思いこんでいましたが入るとしんどくなってしまう体質の人もいるということがわかって、無理に入らなくてもよいと知り安心しました。

冷えを改善するためにも湯船に入ったほうがよいと思っていたのですが手湯や足湯などでも充分ポカポカするので代用していければよいですね。

読んで頂きありがとうございました!

スポンサーリンク
動く猫と猫好きさんスタンプ
無料イラスト素材【イラストAC】
記事URLをコピーしました