心身ケア

自分への声掛けで否定系を使ってはいけない?

ゆり(管理人)
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 記事内容は筆者の体験をもとにしております。

目標設定時などによく耳にする、脳は否定系の言葉(例えば「心配しない」)を使うと、その否定する対象(心配)に意識が向かいやすいから「否定系を使わないようにしましょう」というものがあります。

自分に対する声掛けで何となく「安心する」より否定系のまま「心配しなくて良い」の方がしっくり来ると感じる時がありました。

どういう時に使うか

なんでやろ?と考えていて

「もう心配する必要はない」と”心配”を手放す段階にいる時にそう感じるのかもしれないと思いました。

向かいたい先を決める場面では意識を向けるのが「安心」の方が良いから言い換えを使う。

逆に、例えば心配の渦中にいる時は、心配はもう要らないのでは?と意識を向けるために否定系の「心配しなくて良い」を使う方法もありなのでは?と。

「心配しないで」との違い

似た表現で「心配しないで」があります。これを言われたと想像したら「心配しなくていい」とは違いがあると感じました。

  • 心配しないで:”心配”を完全否定するような感覚。
  • 心配しなくていい:心配してもしなくても、どちらでも構わないという感覚。

「心配」を否定するような感覚の方は「心配があることがダメ」と思いそうだなと感じました。完璧に無くそうとするとちょっとあるだけでも大注目しちゃって消すことに躍起になってしまいそう。

抗うことが辛い

悩みの真っ只中にいる時は信じられないけど、心配を握り締めなくなったら本当にいつの間にか忘れていたりする。

苦しいことが「忘れられない」が、いつしか「忘れてはいけない」になっていたりするかもな〜と。

自分の変化や流れ、本心に抗おうとすると辛くなるのかもなと思います。

最後に

私は「否定系になっちゃう」とちょっと気にしていましたが、そこまで深刻な問題ではないなと思い直しました。

感覚の話なので同じ言葉でも違う感じに受け取る方もいらっしゃると思います。誰かと自分が違う時、何が違うのかを確認するのもありかもしれません。

言葉の定義、タイミング、主語、前提条件…etc

勝手な解釈や皆それぞれ違うことを思い浮かべながら同じ単語を口にして誤解が生じていることもあるかもしれません。

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