読んでよかった本10冊を紹介
フリーランスデザイナーの私が2018年読んでよかったなと思った本を10冊ご紹介します。
仕事編
なるほどデザイン
目で見て楽しむ新しいデザインの本。
デザインしている頭の中を可視化して説明してくれるような本。ページごとにいろいろな表現でレイアウトされているので見ているだけでも楽しい。
例は雑誌の1ページのようなものが多いです。
「デザインを良くするヒントが欲しい新人デザイナーの役に立つようにと考えて作りました」と書かれているように、デザインの基本的なことを幅広く知れる本かなと思います。
教科書的な感じは全くしませんね。これから始める方にいいと思います。
けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本
余白を活かしてバランスのとれたデザインってどんなのがあるだろう?という時にとっても参考になります。
余白が大事だとわかっているのですが埋めたくなったりするんですよね〜
- どこが問題なのか
- 修正方法と目的
- 他のバリエーション
- フォントや色についてのアドバイス
「何か違うのは解るけどどうすればいいのか?」という疑問や、なんでその修正をしたかを解説してくれるので自分でレイアウトする時にも活かせそうです。
「他のバリエーション」やフォントや色によっての効果の違いもワンポイントとして載っているので応用がしやすそうだなと思いました。
例はポスター、フライヤー、パンフレット、パッケージなどのレイアウトがメインです。
配色アイデア手帖
めくって見つける新しいデザインの本
[完全保存版]
カジュアル、ロマンティック、エレガントなど様々なテーマがたくさんありそのイメージにあった写真と色が載っています。
さらにその色を使ったデザインやイラストがあり、とてもイメージがしやすいです。
言葉でも解説されているので意図などの説明にも役立ちます♪
色はCMYK、RGB、16進数の表記があるのですぐにその色が作れてとても便利。
色以外でも何かアイディアを探している時などに見ても刺激があったり単純に見ているだけでも楽しい本です。
新しい文章力の教室
苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
できるビジネスシリーズ
書く前に準備をすることや読みやすい文章にするためのチェックポイント、余計な部分は削ることなどが詳しく書かれていてとても勉強になりました。
私は文章を書くことが仕事のメインではありませんが、文章に苦手意識がありました。
ブログでももっと伝わる文章を書きたいなぁと思っていて、いろいろな所でこの本がいいよという声を聞いて読んでみました。
本の帯にも書かれている「文章を「書きながら」考えていませんか?」という問いがドンピシャです(笑)
考えながら書いて途中で行き詰まってしまうんですよね。
どんどん実践していくことが必要ですが文章を書くハードルが少し下がったような気がします。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! (SANCTUARY BOOKS)
漫画調なのでとっかかりやすく、フリーランスに必要なことがまとまっているのでこれからフリーランスになるって人には是非読んでいただきたいなと思いました。
タイトルがとても長いです(笑)Twitterで回ってきて知りました。
私は商業高校を出ていて、忘れていることも多いですが簿記の資格も3級を持っています。
フリーランスになってからもいろいろな本やネットで調べて確定申告は3回目なので知ってることが多いかな?と思いながら読みました。
が!勘違いしていたことや初めて知ったこともありました〜。奥深いですね。
知らないと税金こわい〜って思っちゃいますが大丈夫なんだと思わせてくれる本です。
この本を読んでふるさと納税にチャレンジしてみました^^
著作権トラブル解決のバイブル! クリエイターのための権利の本
クリエイターとありますがブロガーやプログラマー、ネットで発信する人にも役に立ちそうだなと思いました。
知らずに権利を侵害していたorされていた!なんてこともあるかもしれません。Googleマップやフリー素材、自分が撮った写真でも問題が出てくることも…
やってしまいがちな事例がまとまっていてとても助かります。自分のためにも知ることは必要だし、安心だなと思いました。
心と体の健康編
安心のペットボトル温灸
あたたかい飲み物が入って売っているペットボトルにお湯を入れて、ツボのあたりに当てるだけという簡単な方法!しかも子供に使うこともできます。
肩こりや冷えなどでお灸が気になっていましたが猫を飼っているので火を使うことが心配でした。
偶然著者の若林理沙さんのお話を拝見してペットボトル温灸というものを知りました。やってみると最初は熱さも感じないのですがちょっとずつポカポカしてスッと軽くなりました。
簡単過ぎてペットボトル温灸については三分の一くらいで、残りは不調を減らすために普段できる行動のお話や体質診断が載っていました。やっぱり根本的な解決が必要ですよね。
体質診断も4タイプに分けて対処方法などが載っていて参考になりました。
「逆」引き寄せの法則
多くの引き寄せではポジティブなことを考えましょう!という方向ですが、この本はネガティブを否定しません。
知人がオススメしていて面白そうと思っていましたがすぐには読みませんでした。
仕事が忙しく気持ちが追いつかず落ち込んでしまったタイミングで本屋さんで見つけたので何かの縁かと思いそのままレジへ。
自分ではどうにもならないとネガティブになっていましたが読んでいるうちに落ち着いていきました。そしてこの効果かはわかりませんが色々あって私の問題は解決しました(笑)
マイナスを無理矢理プラスにあげる感じではないのですごく落ち込んでいる時には受け入れやすい気がします。
会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと
今までは社会不安症などの例で、さらっと紹介される感じの扱いでしたがこの本ではしっかりと説明されています。
不安についても解説されているので他の恐怖症にも置き換えても使えそうです。
会食恐怖症とは?と思う方も多いかと思います。
「残したら悪いな」「吐いちゃったらどうしよう」「具合が悪くなったらどうしよう」などと不安になって人と一緒に食事をすることなどに恐怖を感じてしまうことです。そして避けてしまう。
病院や薬を勧めて終わりではなく、事例やアドバイス、対処方法なども載っているので治るんだ!と自然と前向きに思えました。私も練習中です^^
この本が発売されたのをきっかけに自分以外にもたくさん居ることを知って安心感もあり、克服している方も居ることに勇気をもらいました。
悩んでいる人に届けばいいなと思います。
自分を変える「身口意」の法則
今までの習慣で続けられなかったから自分はダメだと思い、自分を「できない自分」に設定してしまっているという話にハッとしたり読み進めていくうちに気づきが増えていった本でした。
ざっくりとした内容は人から聞いて知っていたのですが何度か見かけて気になったので読んでみました。
大きなテーマとしてはタイトルにもなっている「身口意(しんくい)」です。
身(やっていること)、口(言っていること)、意(思っていること)が揃っていたらやろうとしていることが出来るという考えです。
密教がベースの本です。最初は「密教?」っと思っていました。
身口意の法則も言ってることはわかるけどな〜っと最初はモヤモヤしていました。
密教の「煩悩や欲を否定せず受け入れよう」という考えに興味も湧きました。
まとめ
こうして振り返ってみると面白いですね。何度も読んでしっかり実践しないとなと改めて思いました。
目的を持って探して読むのもいいですが、本屋さんや図書館、SNSで流れてきてふと気になったものの出会いも面白いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!